夕食がいつもより早かった日。
寝ようと思ったころになって、急にお腹がすいてくることがあります。
「寝る前だから、食べないほうがいいよね」
と思って我慢していると、今度は空腹のことばかり気になってしまう。
反対に何か食べると、
「こんな時間に食べてしまった」
と気になってしまう。
そんな夜もあります。
睡眠のために、夜食を絶対禁止にする必要はありません。
ただ、寝る直前にしっかり食べることが毎日の習慣になっているなら、少し見直す余地があります。
この記事では、「食べる・食べない」の二択ではなく、夕食から寝るまでの流れを見ながら考えていきます。
まず「なぜ寝る前にお腹がすくのか」を見てみる
寝る前の空腹が毎晩のように起こるなら、夜食そのものより先に夕食を振り返ってみましょう。
たとえば、夕食が午後5時台で、寝床へ入るのが午後11時や午前0時。
夕食からかなり時間が空いていれば、夜にお腹がすくことはあります。
また、夕食を軽く済ませた日や、日中よく動いた日には、いつもより空腹を感じることもあります。
「夜食を我慢できない」と考える前に、
「今日は夕食が早かったかな」
「夕食が少なかったかな」
と一度振り返ってみます。
毎晩寝る直前にしっかり食べるなら、夕食から調整する
寝る前の空腹を解消するために、毎晩もう一度しっかりした食事をとっている。
その場合は、夜食をどう選ぶかより、夕食の時間や内容を少し調整できないか見てみます。
たとえば、夕食がかなり早い生活なら、可能な日は少し遅らせる。
夕食を極端に軽くしているなら、自分にとって無理のない量か見直す。
毎日同じようにできなくてもかまいません。
寝る直前に食事が集中する状態を少し減らすことが目的です。
空腹が気になる夜まで無理に我慢しなくていい
寝床へ入っても、
「お腹がすいた」
と気になり続ける夜があります。
そんなときまで、
「夜だから絶対に食べてはいけない」
と我慢する必要はありません。
大切なのは、夜食をもう一度の夕食にしないことです。
食べるなら、少ない量で区切りをつける。
食べ終わったあとに、さらにお菓子や飲み物を次々足していかない。
そのくらいを意識してみましょう。
特定の食べ物を食べれば必ず眠れる、というものでもありません。
「睡眠に効く夜食」を探すより、空腹を落ち着かせる程度と考えます。
「食べたら眠れる」と習慣にしすぎない
何度か夜食を食べたあと眠れた経験があると、
「何か食べないと眠れない」
と思うようになることがあります。
でも、その日に眠れた理由が夜食だったとは限りません。
日中よく動いた。
昼寝をしなかった。
考え事が少なかった。
寝室がちょうどよい温度だった。
いろいろな条件が重なっています。
夜食を「眠るための儀式」にしないことも大切です。
夜の飲み物も一緒に確認する
夜食と一緒に飲んでいるものも見てみましょう。
コーヒー。
紅茶。
緑茶。
こうしたカフェインを含む飲み物は、時間帯によっては睡眠に影響する人もいます。
夕方以降のコーヒーが気になる場合は、食べ物とは別にカフェインとの付き合い方を見直してみます。
夜食を減らしたのに、飲み物は以前のまま、ということもあります。
コーヒーなどが気になる場合は、夕方以降のカフェインとの付き合い方も確認してみてください。
お酒を「空腹と眠気のため」に使わない
夜にお腹がすいたとき、
「少しお酒を飲めば落ち着いて眠れそう」
と思うこともあるかもしれません。
しかし、眠るためにお酒を使う習慣はおすすめできません。
FUMINでは、食べ物でも飲み物でも「これがあれば眠れる」という条件を増やしすぎないことを大切にします。
一晩で夜食が原因と決めない
夜食を食べた日に眠れなかった。
すると、
「やっぱり食べたから眠れなかった」
と思ってしまいます。
でも一晩だけでは分かりません。
その日は午後に長く昼寝をしていたかもしれません。
夕方にコーヒーを飲んだかもしれません。
暑い寝室だったかもしれません。
気になる場合は、睡眠日誌に、
「22時ごろ少し夜食」
と短く書くだけで十分です。
数日分を並べてから考えてみましょう。
食事や飲み物も睡眠日誌で振り返る方法も紹介しています。
50代以降は「若いころと同じ食べ方」にこだわらなくていい
生活時間や食事量は、年齢とともに変わることがあります。
若いころは遅い時間にしっかり食べても気にならなかったのに、最近は重く感じる。
反対に、夕食を軽くすると寝る前にお腹がすく。
その日の自分に合わせて少し調整して構いません。
「昔は大丈夫だったから」と同じ習慣を続ける必要もありません。
夜全体の過ごし方が気になる場合は、寝る前の時間をゆるく整える記事も参考にしてください。
まとめ|夜食を禁止する前に、夕食から見直す
寝る前にお腹がすく夜があること自体を、失敗だと思う必要はありません。
まずは、
- 夕食が早すぎなかったか
- 夕食の量が自分に合っていたか
- 寝る直前にしっかり食べる習慣になっていないか
- 一緒にカフェインをとっていないか
を振り返ってみます。
空腹が強い夜まで無理に我慢する必要はありません。
食べるなら少量で区切りをつける。
そして毎晩続くなら、夜食より夕食から見直してみる。
「夜食禁止」ではなく、寝る直前に食事が集中しないよう少し整える。
そんな考え方で付き合ってみてください。


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