犬や猫と一緒に眠る時間が、ほっとできるひとときになっている方もいます。
布団へ入ると猫が足元へ来る。
犬がベッドの横で眠る。
その気配があると落ち着く。
そんな人もいるでしょう。
一方で、
夜中にペットが動く。
布団へ入ったり出たりする。
鳴く。
体の上へ乗ってくる。
そのたびに目が覚めることがあります。
だからといって、
「睡眠のためにはペットを寝室から出さなければ」
とすぐ決める必要はありません。
この記事では、一緒に過ごす安心感を残しながら、自分も休みやすい距離を探す方法を考えます。
ペットと眠ることの感じ方は人によって違う
同じベッドにペットがいても気にならない人もいます。
むしろ、気配があるほうが安心する人もいます。
一方で、小さな動きでも目が覚めやすい人もいます。
「犬や猫と寝るのは良い・悪い」と一つに決めることはできません。
大切なのは、自分の場合に、
「一緒に寝た日はどのくらい目が覚めているか」
を見ることです。
まず「同じ部屋」と「同じベッド」を分けて考える
ペットと一緒に寝るというと、同じベッドを想像しがちです。
でも、
同じ寝室で別のペットベッド。
人のベッドの横に犬用ベッド。
少し離れた場所に猫用クッション。
という方法もあります。
寝室から完全に出す前に、同じ部屋の中で距離を少し変えてみる方法があります。
夜中に起こされる理由を一度見る
毎晩同じような時間にペットが動き始めるなら、その理由を振り返ってみます。
トイレ。
水。
室温。
外の音。
朝が近づいて活動し始める。
など、ペット側の生活リズムがあるかもしれません。
ペットの体調に関することは、睡眠記事だけで判断せず、普段と違う変化があれば獣医師へ相談してください。
人の枕元から少し離す
同じベッドで寝ている場合、枕のすぐそばにペットがいると、小さな動きや呼吸音も聞こえやすくなります。
足元側へ寝場所を作る。
ベッド横へ専用の場所を用意する。
それだけで、人が感じる音や動きが少し変わる場合があります。
ペットが慣れている場所を一晩で大きく変えるのではなく、少しずつ試してみましょう。
布団の中へ出入りする動きが気になるなら
猫などが夜中に何度も布団の中へ入ったり出たりすると、そのたびに目が覚めることがあります。
寝床のそばに別の暖かい場所を用意すると、そちらを選ぶこともあります。
ただし、安全な寝具や温度はペットの種類・年齢・体調によって異なります。
ペット用の用品については製品説明や獣医師の助言を優先してください。
室温は人だけで決めない
人にはちょうどよい寝室でも、ペットには暑い・寒い場合があります。
反対に、ペットに合わせようとして自分が暑くて眠れなくなることもあります。
同室で眠るなら、
ペットが移動できる場所を作る。
直接エアコンの風が当たらない場所を用意する。
人も暑さ・寒さを我慢しすぎない。
という形で調整します。
関連記事:暑い夜の寝室環境を見直す
寝具の毛や汚れも確認する
犬や猫とベッドを共有すると、毛やほこりが寝具につきやすくなります。
気にならなければ神経質になる必要はありません。
ただ、寝具を定期的に洗ったり、毛を取り除いたりすることは、寝室を清潔に保つうえで役立ちます。
ノミやダニなどの予防については、ペットの種類や生活環境に応じて獣医師へ相談してください。
関連記事:寝るときの寝間着も見直す
眠れない夜だけ距離を取る方法もある
普段は一緒に寝ていても、
「今日はどうしても休みたい」
という夜があります。
そんな日は、ペット用ベッドを少し離す。
可能なら家族に対応をお願いする。
寝室を分けられる環境なら、一晩だけ分ける。
という選択肢があってもかまいません。
毎晩同じルールでなくてもよいのです。
夜中に起こされても「また眠らなければ」と焦らない
ペットの動きで目が覚めると、
「また起こされた」
「明日眠いかも」
と焦ることがあります。
必要なことだけ済ませたら、時計を何度も見ず、明るい照明をつけすぎず、静かに寝床へ戻ります。
それでも目が冴えてしまった場合は、夜中に目が覚めたときの記事と同じように、一度寝床から離れることも選択肢です。
関連記事:夜中に目が覚めたあとの過ごし方
まとめ|一緒に寝る・寝ないの二択にしない
ペットと一緒に寝ているからといって、それだけで睡眠が悪くなると決めつける必要はありません。
反対に、毎晩何度も起こされているのに、
「ずっと一緒に寝なければ」
と我慢する必要もありません。
まずは、
- 同じベッドから同じ部屋へ変えてみる
- 枕元から足元へ距離を取る
- ペット用の寝場所を作る
- 室温と寝具を確認する
- 自分が特に休みたい夜は距離を取る
ところから。
ペットとの安心感と、自分の休息のどちらかを諦めるのではなく、両方にとって落ち着く場所を探す。
そんな考え方で寝室を整えてみてください。


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