隣では家族が眠っている。
自分も眠りたいのに、
「グーッ」
といういびきが気になって、なかなか眠れない。
ようやく静かになったと思ったら、また始まる。
そんな夜が続くと、
「お願いだから静かにして」
と思ってしまうこともあります。
でも、眠っている本人は、自分のいびきに気づいていないこともあります。
いびきは珍しいものではありません。
この記事では、相手を責めたり、いびきの原因を自己判断したりするのではなく、まず自分が少し休みやすい寝室を作るという視点で考えます。
外の音と家族のいびきは少し違う
車や工事など外から聞こえる音なら、窓やカーテンで対策できることがあります。
でも、同じ寝室にいる人のいびきは、音源との距離が近いため、同じ方法では十分でないことがあります。
そこで、
- 耳に入る音を弱める
- 音源との距離を少し取る
- 音が直接届きにくい配置にする
という方向で考えてみます。
関連記事:外の音が気になるときの寝室対策
まずベッドや枕の位置を少し変えてみる
同じ部屋でも、枕の位置が近いほど音は気になりやすくなります。
可能なら、頭の位置を少し離す。
ベッドの向きを変える。
家具の配置を少し見直す。
大きな模様替えまでしなくてもかまいません。
今より少し距離が取れるだけでも違うことがあります。
耳栓は「完全に聞こえなくする」ものではない
耳栓を使う方法もあります。
ただし、いびきの音を完全に消そうとしなくてかまいません。
音が少し遠く感じられる程度でも、使いやすい人がいます。
耳が痛くなる。
圧迫感がある。
朝までつけているのがつらい。
そんな場合は無理をしないでください。
また、夜間に家族の呼びかけや警報音などを聞く必要がある環境では、安全面も考えます。
別の部屋で休む夜があってもいい
「夫婦なのに別室で寝たらよくないのでは」
と感じる人もいるかもしれません。
でも、眠れない状態が続いてつらいなら、一晩だけ別の部屋で休むことも選択肢です。
別室で寝ることを、相手を拒絶することと考えなくてもかまいません。
「今日は少し休みたいから別で寝るね」
と伝えることもできます。
毎晩どうするかは、二人で話し合って決めればよいことです。
関連記事:音で夜中に目が覚めたあとの過ごし方
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いびきについて話すなら昼間に
夜中、眠れないまま相手を起こして話し合おうとすると、お互い余裕がありません。
話すなら翌日の昼間など、落ち着いている時間のほうが向いています。
「いびきがうるさい」
ではなく、
「最近、夜に音で何度か目が覚めているみたい」
と、自分の困っていることとして伝える方法もあります。
「このいびきは病気」と自分で決めつけない
いびきは多くの人に起こります。
いびきをしているだけで、特定の病気だと判断することはできません。
ただし、いびきとともに、
- 眠っている間に呼吸が何度も止まるように見える
- むせたり、あえぐような呼吸がある
- 本人の日中の眠気がとても強い
といったことが気になる場合は、本人に医療機関へ相談してもらうことも考えてください。
同居している人だからこそ気づけることもあります。
相手のいびきを止める責任まで背負わなくていい
眠れない夜が続くと、
「どうすれば夫のいびきを治せるんだろう」
と考えることがあります。
でも、相手のいびきの原因をあなたが判断したり、治したりする必要はありません。
自分でできるのは、
音との距離。
耳栓。
別室。
相手へ伝えること。
そのくらいです。
まず自分が休める環境を確保することを優先してください。
まとめ|「我慢する」以外の選択肢を持つ
家族のいびきが気になる夜に、朝まで我慢し続ける必要はありません。
試せることは、
- 枕やベッドの位置を少し離す
- 耳栓を試す
- 一時的に別の部屋で休む
- 昼間に困っていることを伝える
などです。
呼吸が止まるように見えるなど気になる変化がある場合は、本人へ医療相談を勧めることもできます。
相手を責めることと、自分の睡眠を守ることは別です。
今夜はまず、自分が少し休みやすい方法を選んでみてください。


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