冬の夜や、暖房を使う季節。
寝室へ入ったとき、
「今日は空気が乾いている気がする」
と感じることがあります。
朝になると喉や肌の乾燥が気になり、
「寝室の湿度が低すぎるのかな」
と思うこともあります。
すると、今度は湿度計の数字が気になり始めます。
「もっと加湿したほうがいい?」
「この数字では眠れない?」
と、夜中まで湿度を確認してしまうこともあります。
寝室の環境を整えることは大切ですが、一つの数字だけを完璧に合わせる必要はありません。
この記事では、湿度計だけではなく、寝室全体の様子を見ながら乾燥を整える方法を考えます。
寝室の乾燥は「数字」だけで判断しなくていい
湿度について調べると、いろいろな目安が出てきます。
でも、湿度計の表示は、置く場所や室温によっても変わることがあります。
ベッドの近く。
窓の近く。
暖房の風が当たる場所。
それぞれ同じとは限りません。
FUMINでは、湿度計の数字を絶対的な目標にはしません。
数字と一緒に、
- 部屋へ入ったとき乾燥を感じるか
- 朝、窓にたくさん結露していないか
- 寝具の中が蒸れていないか
- 加湿器の周りが湿りすぎていないか
も見てみます。
加湿器は強くすればよいわけではない
空気が乾いているように感じると、加湿器を強くしたくなります。
「一晩中しっかり加湿したほうがよいのでは」
と思うこともあります。
でも、加湿しすぎると、窓や壁などに結露が出ることがあります。
まずは控えめに使って、部屋の様子を確認してみましょう。
加湿器は製品によって使い方が違います。
水の交換や清掃方法については、製品の取扱説明書を優先してください。
加湿器の置き場所も確認する
加湿器をベッドのすぐそばに置くと、顔まわりや寝具だけが湿っぽく感じる場合があります。
反対に、部屋の隅でほとんど空気が動かない位置では、思ったように広がらないこともあります。
製品の説明に従いながら、
「寝具へ直接ミストが当たっていないか」
「窓や壁の近くが濡れていないか」
を確認します。
寝具を湿らせるほど加湿する必要はありません。
加湿器がなくても、できることはある
「加湿器を買わなければ寝室を整えられない」
というわけではありません。
部屋の状況によっては、室内に洗濯物を干したり、濡れたタオルを置いたりすることで、少し乾燥感が変わることがあります。
ただし、すでに窓が結露している部屋や、湿気がこもりやすい部屋では無理に行わないようにします。
乾燥対策をした結果、今度は湿気が多すぎる状態にならないよう、部屋の様子を見ながら調整してください。
「部屋は乾燥、布団の中は蒸れる」こともある
寝室全体の空気が乾いているように感じても、布団の中まで乾いているとは限りません。
厚い掛け布団。
暖かいパジャマ。
敷きパッド。
こうした寝具の組み合わせによっては、布団の中だけ暑く、汗ばんでいることがあります。
その場合、加湿器を強くする前に、寝具を重ねすぎていないかも確認してみましょう。
寝室環境は、室温・湿度・寝具を別々に考えるより、組み合わせで見たほうが分かりやすくなります。
布団の中の暑さが気になる場合は、暑くて蒸れる夜の室温と寝具を見直す記事も参考にしてください。
暖房の風が直接当たっていないか
暖房を使っていると、ベッドの位置によっては風を直接感じることがあります。
寝床に風が当たり続けると、乾燥感が気になる人もいます。
エアコンの風向きを変えられるなら、顔や体へ直接当たり続けないよう調整してみます。
室温を整えることと、強い風を直接当てることは別です。
朝になったら窓と寝具を確認する
夜に加湿した翌朝は、寝室を一度見回してみます。
窓に水滴がたくさんついていないか。
カーテンが湿っていないか。
ベッドまわりが湿っぽくなっていないか。
こうした変化があるなら、加湿しすぎていないか見直します。
寝具も、起きたあとすぐ密閉するように整えるより、環境に応じて湿気を逃がす時間を作ってもよいでしょう。
湿度計を夜中に何度も見なくていい
「寝室を整えよう」
と思うほど、湿度計の数字が気になってしまうことがあります。
48%。
45%。
さっきより下がった。
そんなふうに夜中まで何度も確認していると、今度は湿度そのものが眠れない夜の心配事になります。
寝る前に一度確認したら、そのあとは数字を追いかけなくてもかまいません。
自動運転機能などがある製品は、取扱説明書に従って利用する方法もあります。
喉や鼻の違和感が続くなら乾燥だけと決めつけない
朝の喉の違和感や鼻の不快感には、乾燥以外にもいろいろな理由があります。
寝室を整えても強い症状が続く場合や、日中もつらい場合は、乾燥だけが原因と決めつけず医療機関へ相談してください。
FUMINは病気の診断をするサイトではありません。
寝室環境として無理なくできる範囲を紹介しています。
光も気になる場合は、寝室の光が気になるときの見直し方も確認してみてください。
まとめ|「乾燥しているから加湿」だけにしない
寝室の乾燥が気になるときは、湿度計の数字だけを追いかけなくてもかまいません。
確認したいのは、
- 自分が乾燥を感じているか
- 窓や壁に結露が出ていないか
- 寝具の中が蒸れていないか
- 暖房の風が直接当たっていないか
- 加湿器を強くしすぎていないか
です。
乾燥しているから最大まで加湿する、という一方向の調整ではなく、少し動かして翌朝の部屋を見てみます。
「正しい湿度の数字」に合わせるより、その季節に自分が休みやすい寝室へ少しずつ調整する。
そのくらいから始めてみてください。


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