寒い夜に布団を重ねても、重くて寝苦しく感じることがあります。
一方で、軽いものに替えたら、今度は寒くて目が覚めた、という声もあります。
掛け布団は、重さ、あたたかさ、蒸れにくさのバランスで選ぶと、自分に合うものが見つけやすくなります。
この記事では、掛け布団を選ぶときに見直したいことを、季節ごとの考え方と一緒にまとめます。
寝室全体の温度については、寝室が寒くて眠れない夜に見直したい室温と寝具と、寝室が暑くて眠れないときに見直したい室温と寝具で紹介しています。
この記事では、「掛け布団」に絞ってお伝えします。
この記事は、一般的な寝室環境について紹介する生活情報です。不眠症などの診断や治療を行うものではありません。眠れない状態が続き、日中の生活にも影響がある場合は医療機関へご相談ください。
- ☾ 掛け布団は、重さ・あたたかさ・蒸れにくさで選びます
- ☾ うすいものを重ねて、暑さ寒さに合わせて調整できます
- ☾ 買い替えの前に、重ね方・寝室の温度・マットレスも見直しましょう
掛け布団で、何が変わるのでしょうか

厚生労働省のe-ヘルスネットでは、寝具を選ぶときは、体に負担の少ない寝姿勢を保てることと、保温性・吸湿性・放湿性がよいことが大切だと紹介されています。
掛け布団については、軽くて体にフィット感のあるものがよいとされています。
また、布団の中の温度と湿度は、寝つきや眠りの深さに関わるとされ、目安として温度33℃、湿度50%前後が紹介されています。
ただし、これはあくまで目安です。感じ方は人によって違うので、「暑くも寒くもない」と感じる状態を探してみましょう。
50代・60代が、掛け布団を見直すきっかけ

掛け布団を見直すきっかけは、人によってさまざまです。
たとえば、次のような場面があります。
どの場面でも、まずは「暑いのか、寒いのか、重いのか」を確かめることが、選び方の出発点になります。
買い替えの前に、見直したいこと

1.重ね方を変えてみる
厚い布団を1枚にするより、うすいものを重ねて、暑さ寒さに合わせて調整する方法があります。
毛布は、掛け布団の内側にかけると、あたたかさが逃げにくくなります。
2.寝室の温度を確かめる
布団だけでなく、寝室そのものが暑すぎたり寒すぎたりすることもあります。
寝室の見直しは、寝室が寒くて眠れない夜に見直したい室温と寝具、寝室が暑くて眠れないときに見直したい室温と寝具で紹介しています。
3.敷き布団・マットレスも見直す
体の下にも寝具があります。マットレスが合っていないと、寝返りがしにくく、暑さ寒さを調整しづらくなります。
くわしくは、マットレスが合わない?50代から見直したい硬さ・沈み込み・寝返りで紹介しています。
掛け布団を選ぶときのポイント

重さ
軽いものは、体にかかる負担が少なく、動きやすいのが特徴です。
軽すぎて、すき間から冷気が入ると感じる方は、体にそいやすいものを選んでみてください。
あたたかさ
素材や厚みによって、あたたかさが変わります。
寒がりの方は、あたたかいものを1枚選ぶより、重ねて調整できるものが使いやすいことがあります。
蒸れにくさ
寝ている間は、汗をかきます。
汗が逃げやすいもの(吸湿性・放湿性のよいもの)を選ぶと、蒸れを感じにくくなります。
素材とお手入れ
素材には、羽毛、綿、ポリエステルなどがあります。
家で洗えるかどうかも、続けやすさに関わります。
洗えないものは、干す、日に当てるなどの手入れの方法を、説明書で確かめておきましょう。
| 見るところ | 選ぶときのポイント |
|---|---|
| 重さ | 軽くて動きやすく、体にそうもの |
| あたたかさ | 寒がりの方は、重ねて調整できるもの |
| 蒸れにくさ | 汗が逃げやすい(吸湿性・放湿性のよい)もの |
| 素材・お手入れ | 家で洗えるか、干し方や手入れを確かめる |
場面別の考え方

冬の寒い夜
あたたかい掛け布団に、毛布を重ねる方法があります。
暑くなったときは、毛布だけ外して調整します。
夏の暑い夜
うすい掛け布団やタオルケットなど、通気のよいものを使います。
掛けずに寝る日があっても、おなかまわりを冷やさないよう、うすいものを1枚かけておくと安心です。
春・秋の、暑さ寒さが変わりやすいとき
うすいものを重ねて、その日の気温に合わせて枚数を変えます。
こんな使い方には気をつけたいこと

このようなときは、無理に続けず、重ね方を変えてみてください。
寝汗がとても多い日が続くときは、医療機関に相談してみてください。
記録をつける

掛け布団を変えた日と、そうでない日で、眠りの感じがどう違うかを、記録してみるのもおすすめです。
たとえば、次のような項目を、数日分ためてみます。
記録の書き方は、睡眠日誌に何を書く?7日間版テンプレートと読み返し方で紹介しています。
受診を考える目安

掛け布団を見直しても、眠れない状態が続き、日中の生活に影響が出ているときは、医療機関への相談も考えてみてください。
たとえば、日中の強い眠気、集中力の低下、気分の落ち込みなどです。
また、寝汗が多い状態や、寒気が続くときは、早めに医療機関へ相談しましょう。
- ☾ 重さや暑さ寒さが気にならず、そのまま朝まで過ごせる
- ☾ 布団をはいだり、引き寄せたりしなくてよくなる
- ☾ 朝、ぐっすり眠れたと感じる日が増える
※広告を含みます。掛け布団を試してみたい方は、重さ・あたたかさ・蒸れにくさ・お手入れのしやすさを確かめながら選んでみてください。
よくある質問

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まとめ|暑くも寒くもない、重すぎない

掛け布団は、重さ、あたたかさ、蒸れにくさのバランスで選ぶと、自分に合うものが見つけやすくなります。
e-ヘルスネットでは、軽くて体にフィットし、保温性・吸湿性・放湿性がよいものが紹介されています。
まずは、今の布団の重ね方を見直すところから。
そのうえで、買い替えを考えるなら、無理のない範囲で試してみましょう。
参考情報
厚生労働省 e-ヘルスネット「快眠のためのテクニック ―よく眠るために必要な寝具の条件と寝相・寝返りとの関係」
厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」


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