寝る前の香り・アロマとのつきあい方|使う前に知っておきたい注意点

寝る前の香り・アロマとの付き合い方を調べるイメージ 枕・布団・睡眠用品

寝る前に、いい香りがすると、なんとなくほっとすることがあります。

アロマを使ってみようかなと思っても、「安全なのかな」「何に気をつければいいのかな」と迷う方もいるのではないでしょうか。

この記事では、香りとのつきあい方を、注意点と一緒にまとめます。

この記事は、一般的な寝室環境について紹介する生活情報です。不眠症などの診断や治療を行うものではありません。眠れない状態が続き、日中の生活にも影響がある場合は医療機関へご相談ください。

この記事のポイント
  • ☾ 香りは、寝る前を落ち着かせる選択肢のひとつです
  • ☾ 皮膚に直接つけない・飲まない・お子さんやペットの手が届かない場所に保管
  • ☾ 感じ方には個人差があります。心地よい香りを少しずつ試しましょう

香りで、何が変わるのでしょうか

眠り・夜のイメージ(月と星)

厚生労働省の案内では、音楽を聴く、アロマを使うなど、自分に合うリラックス方法を見つけることが、よい睡眠につながると紹介されています。

香りは、その「自分に合うリラックス方法」のひとつと考えられます。

ただし、香りをかげば必ず眠れるというものではありません。

あくまで、寝る前の時間を落ち着かせる、選択肢のひとつと考えると、無理なく取り入れやすくなります。

50代・60代が香りを取り入れるきっかけ

寝室・住まいのイメージ

香りを取り入れるきっかけは、人によってさまざまです。

たとえば、次のような場面があります。

  • ☾ 寝る前に、気持ちを落ち着けたい
  • ☾ 寝室のにおいが、なんとなく気になる
  • ☾ 旅行や外泊で、いつもと違う匂いが気になる
  • ☾ 家族や自分の好きな香りで、リラックスしたい

どの場面でも、香りは「絶対に必要なもの」ではなく、「試してみてもいい選択肢」のひとつです。

使う前に、知っておきたい注意点

公益社団法人日本アロマ環境協会では、精油(アロマオイル)を安全に使うための注意点を紹介しています。

1.皮膚に直接つけない

精油の原液は刺激が強いため、皮膚に使うときは薄めることが大切とされています。

誤って原液が肌についたときは、大量の流水で洗い流し、赤みや刺激が続くときは医師に相談してください。

2.飲まない

日本では、アロマオイルは雑貨として扱われています。

飲んだり、食べ物に混ぜたりしないでください。

誤って飲んでしまったときは、無理に吐かせず、医師の診察を受けてください。

3.小さなお子さんやペットがいる家では、置き場所に注意する

小さなお子さんが誤って飲んでしまう事故が、報告されています。

お子さんやペットの手が届かない場所に保管しましょう。

ペットのいる家庭では、使う前に、かかりつけの獣医師に相談する方法もあります。

4.保管の仕方を守る

精油は、直射日光や湿気を避けて、涼しい場所に、ふたをしっかり閉めて保管します。

開封してからは、早めに使い切るとよいとされています。

寝室での取り入れ方

香りを広げる道具を使う

ディフューザーやアロマストーンなど、香りを空間に広げる道具があります。

火を使わないタイプは、寝室でも扱いやすい方法のひとつです。

寝具に直接つけない

精油は、枕やシーツに直接つけると、シミになったり、刺激になったりすることがあります。

香りを寝具に取り入れたい場合は、専用に作られたスプレーなど、寝具向けの製品を選ぶと安心です。

好きな香りを選ぶ

「眠れる香り」として紹介されるものはいくつかありますが、感じ方には個人差があります。

まずは、自分が心地よいと感じる香りを選んでみましょう。

注意点 気をつけること
皮膚につけるとき 原液は使わず、薄めて使う
飲用 飲まない(日本では雑貨扱い)
保管場所 お子さん・ペットの手が届かない場所
寝具への使用 直接つけず、専用のスプレーなどを使う

場面別の考え方

旅行・持ち物のイメージ(かばん)

寝る前、リラックスしたいとき

ディフューザーなどで、寝る少し前から、香りを広げておく方法があります。

寝ている間ずっとつけっぱなしにするかどうかは、道具の説明書を確認してください。

旅行先で、香りが気になるとき

持ち運びできる小さなアロマグッズを使う方法もあります。

火を使うタイプは、宿泊先のルールを確認してから使いましょう。

家族に、小さなお子さんやペットがいるとき

香りを広げる時間や場所を工夫し、手の届かない所に保管しましょう。

心配なときは、使わない選択も一つです。

こんなときは、無理をしない

  • ☾ 香りをかいで、頭が痛くなる、気分が悪くなる
  • ☾ 肌に赤みやかゆみが出た
  • ☾ 「これがないと眠れない」と強く感じてしまう

このようなときは、無理に使わず、使用をやめてください。

体調の変化が続くときは、医療機関に相談してください。

記録をつける

記録・ノートのイメージ(本)

香りを使った日と、そうでない日で、眠りの感じがどう違うかを、記録してみるのもおすすめです。

たとえば、次のような項目を、数日分ためてみます。

  • ☾ 使った香り、使わなかった日
  • ☾ 寝つくまでの感じ
  • ☾ 夜中に目が覚めた回数
  • ☾ 朝の目覚めの感じ

記録の書き方は、睡眠日誌に何を書く?7日間版テンプレートと読み返し方で紹介しています。

受診を考える目安

受診・相談のイメージ(十字マーク)

香りを取り入れても、眠れない状態が続き、日中の生活に影響が出ているときは、医療機関への相談も考えてみてください。

また、香りを使ったあとに、体調の変化(頭痛、肌の異常、気分の悪さなど)が続くときも、早めに医療機関へ相談しましょう。

香りを取り入れたあと、こんな夜になるかもしれません
  • ☾ 寝る前の時間が、なんとなく落ち着いたものになる
  • ☾ ベッドに入るときの気持ちが、ふっとゆるむ
  • ☾ 「今日はこの香りにしよう」と、自分の時間を楽しめる
※感じ方には個人差があります。

※広告を含みます。香りを試してみたい方は、火を使わないタイプを選ぶと、寝室でも扱いやすくなります。

精油(アロマオイル)を試してみたい方は、複数の香りを少しずつ試せるセットから始める方法もあります。使うときは、薄めて使う、飲まないなど、上の注意点を守ってください。

寝具に直接使える、専用のピローミスト(枕用のスプレー)を選ぶ方法もあります。精油を薄めずそのまま布団や枕にかけるのは避けてください。

よくある質問

よくある質問のイメージ(吹き出し)

Q. 精油は、そのまま肌につけても大丈夫ですか?

A. 原液は刺激が強いため、薄めて使うことが大切とされています。誤って原液が肌についたときは、大量の流水で洗い流してください。

Q. 寝ている間、ずっとつけっぱなしでもいいですか?

A. 道具や製品によって、使い方が違います。説明書を確認し、心配なときは寝る前だけ使う方法もあります。

Q. 香りに、これといった決まりはありますか?

A. 感じ方には個人差があります。まずは、自分が心地よいと感じる香りを、少しずつ試してみるとよいでしょう。

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まとめ|香りは、無理なく試せる選択肢のひとつ

まとめのイメージ(チェック)

香りは、寝る前の時間を落ち着かせる、選択肢のひとつです。

使うときは、皮膚に直接つけない、飲まない、お子さんやペットの手が届かない場所に保管するといった注意点を守りましょう。

まずは、自分が心地よいと感じる香りを、少しずつ試すところから。

体調に変化を感じたら、無理をせず、使用をやめてください。

参考情報

厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
公益社団法人日本アロマ環境協会「安全に楽しむために」

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