夜、寝室へ入った瞬間に、
「なんとなく空気がこもっている」
と感じることはありませんか。
昼間ずっとドアや窓を閉めていた部屋。
暖房を使っている冬の寝室。
エアコンをつけっぱなしにしていた夏の寝室。
温度はちょうどよくても、空気だけが重く感じることがあります。
そんなとき、
「窓を開けたまま寝たほうがいい?」
「冬も換気したほうがいい?」
と迷います。
換気は室内の空気環境を整えるための基本の一つですが、眠るために寒さや暑さを我慢する必要はありません。
この記事では、寝る前に寝室の空気を一度入れ替えるという無理のない方法から考えます。
「空気がこもる」と感じたら、まず寝室を確認する
寝室は、日中あまり使わない家もあります。
朝起きてドアを閉め、そのまま夜まで入らない。
そんな部屋では、夜に入ったとき空気が動いていないように感じることがあります。
まず、
- 窓を一日中閉め切っていなかったか
- 換気口を家具やカーテンでふさいでいないか
- 24時間換気設備が止まっていないか
- 寝具が湿っぽくなっていないか
を確認してみます。
寝る前に短く空気を入れ替える
換気というと、一晩中窓を開けておかなければいけないように感じるかもしれません。
でも、外が寒い日や暑い日は現実的ではありません。
寝室へ入る少し前や、寝る準備をしている間に窓を開け、空気を入れ替えてから閉める方法があります。
家のつくりによっては、窓だけでなく換気扇や24時間換気設備を利用できます。
設備がある場合は、住宅や機器の説明書に沿って使ってください。
窓が一つしかない寝室なら
窓が一つだけの部屋もあります。
その場合、寝室のドアを開け、廊下側へ空気が流れるようにする方法があります。
近くの換気扇や住宅の常時換気設備が使えるなら、それも確認します。
「窓が二つないから換気できない」と考えなくても大丈夫です。
冬は部屋を冷やしすぎない
冬の夜に長時間窓を開けると、せっかく暖めた寝室が急に寒くなることがあります。
空気を整えるために、寒さで眠れなくなっては本末転倒です。
寒い日は、短い時間で空気を入れ替える。
そのあと部屋が寒くなったら、寝る前に無理のない室温へ戻す。
そんな調整で構いません。
夏は外の暑さや湿気も見る
夏も、窓を開ければ必ず快適になるとは限りません。
外がとても蒸し暑い夜は、窓を開けることで室内まで暑くなることがあります。
エアコンを使用しているなら、換気のあとに室温を整える。
換気設備がある住宅なら、外気の状態も考えながら利用します。
「換気のためにエアコンを使ってはいけない」ということではありません。
関連記事:暑い夜の室温と寝具を見直す
寝具のにおいや湿気も「空気がこもる」感覚につながる
部屋の空気そのものではなく、寝具のにおいや湿気が気になっていることもあります。
掛け布団。
枕。
敷きパッド。
パジャマ。
こうしたものが汗や湿気を含んでいると、寝室へ入ったときにこもったように感じることがあります。
寝室の換気と一緒に、寝具の状態も確認してみましょう。
関連記事:寝室の湿度と加湿を見直す
強い香りでごまかさなくていい
空気が気になると、芳香剤や香りの強い製品を使いたくなることがあります。
でも、香りの好みには個人差があります。
眠るために特別な香りを使う必要はありません。
まずは空気を入れ替え、寝具や部屋を清潔にするところからで十分です。
外の音が入るなら、換気する時間を変える
窓を開けると車や人の声が聞こえてくる寝室もあります。
寝る直前の換気で外の音が気になるなら、夕方など少し早い時間に空気を入れ替えておく方法があります。
寝る時間になったら窓を閉め、静かな環境へ戻します。
換気と静かさを同時に完璧にしようとしなくても構いません。
関連記事:外の音が気になる夜の寝室対策
数字を測り続けなくてもいい
室内の空気について調べると、二酸化炭素濃度などさまざまな数値を目にします。
家庭用の測定器もあります。
便利に使える場合もありますが、FUMINでは夜中まで数値を追いかけることは勧めません。
生活情報としては、
「空気がこもっていると感じる」
「窓を開けたら少しすっきりした」
「朝に結露が多い」
といった実際の部屋の様子も一緒に見れば十分です。
まとめ|寝る前に一度、寝室の空気を確認する
寝室の空気がこもるように感じたら、一晩中窓を開ける必要はありません。
まずは、
- 換気口や換気設備が使えているか
- 寝る前に短く空気を入れ替えられるか
- 寝具に湿気やにおいがこもっていないか
- 換気後に暑すぎたり寒すぎたりしないか
を確認してみます。
換気も、温度も、湿度も「正解の数字」に合わせるより、自分が休みやすい寝室を作るための一つの調整です。
今夜は寝室へ入ったときの空気を、一度だけ確認してみてください。


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