夜中のトイレで目が覚める…寝る前の水分の取り方で見直したいこと

50代・60代の睡眠

夜中に目が覚めて、

「トイレに行きたい」

と布団から出る。

戻ってきてすぐ眠れればいいのですが、そのまま目が冴えてしまうこともあります。

そんな夜が続くと、

「寝る前は水を飲まないほうがいいのかな」

と思うかもしれません。

ただ、夜中のトイレが気になるからといって、日中に必要な水分まで極端に減らすのは避けたいところです。

今回は「水分を我慢する」ではなく、取る時間や飲み方を見直すという方向で考えます。

この記事のポイント
  • ☾ 水分を減らすより、飲む時間を見直します
  • ☾ 寝る直前のまとめ飲みや、夜のカフェインを確認しましょう
  • ☾ 寝る前にトイレを済ませておくことも大切です

寝る直前にまとめて飲んでいないか

眠り・夜のイメージ(月と星)

まず振り返ってみたいのは、一日の水分量よりも「いつ飲んでいるか」です。

昼間は忙しくてあまり水分を取らず、

夜になって、

「今日はあまり飲んでいなかった」

と気づいて何杯も飲む。

そんなことはありませんか。

就寝直前に多くの水分を取れば、夜中に尿意を感じることがあります。

水分はできるだけ日中に分けて取る

寝室・住まいのイメージ

夜中のトイレが気になるなら、

「夜は飲まない」

ではなく、

朝から夕方までに少しずつ取る

という考え方が使いやすいでしょう。

喉が渇いているのに我慢する必要はありません。

夕方までほとんど飲まず、寝る直前に一日の不足分を一気に補うことを避けるだけでも違います。

夜に何を飲んでいるかも確認する

気になる光を探すイメージ(虫めがね)

水分量だけでなく、飲み物の種類も見てみましょう。

夜に、

コーヒー
緑茶
紅茶

などを飲む習慣がある場合、カフェインの影響も考えられます。

夜の水分をすべて減らす前に、

「夕食後のお茶を変えてみる」

という方法もあります。

寝床へ入る前に一度トイレへ

やさしい気持ちのイメージ(ハート)

寝る前の流れの中で、一度トイレへ行ってから寝床へ入る方法もあります。

ただし、

「また行きたくなるかもしれない」

と心配になって何度も確認するようにトイレへ行く必要はありません。

いつもの就寝準備の最後に一度済ませる。

その程度で十分です。

夜中にトイレへ行くときは安全も大切

朝の光のイメージ(太陽)

50代・60代になると、夜中の暗い部屋を歩くときは転倒にも気をつけたいところです。

だからといって、天井照明を明るくつけると、今度は目が冴えたように感じることがあります。

足元が安全に見える程度の小さな照明を使うなど、

「暗さ」より「安全に移動できること」

を優先してください。

夜中にトイレへ行くときの足元が心配な場合は、人が近づいたときだけ点灯するタイプの小型のセンサー式ナイトライトを、コンセントに挿しておく方法があります。参考として、明暗・人感センサー式の一例を紹介します。

トイレから戻ったあと眠れないときは別に考える

ひと休みのイメージ(お茶)

夜中に起きたきっかけはトイレでも、

実際につらいのは、

「布団へ戻ってから眠れない」

ことかもしれません。

その場合は、水分だけを減らそうとするのではなく、目が覚めたあとの過ごし方も分けて考えてみましょう。

夜中に目が覚めたあとの過ごし方

夜中に起きたあとの安全も一緒に考える

歩く・動くイメージ

夜中のトイレで目が覚めると、「また起きてしまった」と眠りのことばかり気になりがちです。

けれど、50代・60代以降は、眠りだけでなく夜中に歩くときの安全も大切です。暗いまま無理に歩くより、足元が分かる程度の明かりを用意しておくほうが安心です。

  • ☾ ベッドの近くに小さな足元灯を置く
  • ☾ 床に物を置きっぱなしにしない
  • ☾ スリッパや敷物でつまずかないか確認する
  • ☾ トイレから戻ったあと、スマホやテレビを見続けない

トイレに行くこと自体を責めるより、起きたあとに目が冴えすぎない環境を作ることを優先してみましょう。

戻ったあと眠れない時間が長くなる場合は、夜中に目が覚めたあとの過ごし方も確認できます。

夜中にトイレで起きる日を短くメモする

記録・ノートのイメージ(本)

夜中のトイレが気になるときは、原因をすぐに決めるより、まず数日だけ様子をメモしてみると整理しやすくなります。

  • ☾ 寝る前に飲んだものと時間
  • ☾ 夜中に起きた回数とだいたいの時間
  • ☾ トイレのあと、すぐ眠れたかどうか
  • ☾ 日中の眠気やだるさが強かったか

細かく記録しようとしなくてもかまいません。水分の取り方を見直す手がかりになり、必要に応じて相談するときにも状況を伝えやすくなります。

水分だけの問題と決めつけないほうがいいとき

眠り・夜のイメージ(月と星)

夜中にトイレへ行く理由は、水分の取り方だけとは限りません。

回数が急に増えた。

排尿時に痛みがある。

日中も頻繁にトイレへ行く。

強い喉の渇きなど、これまでと違う変化がある。

そのような場合は、生活上の工夫だけで判断せず医療機関へ相談してください。

また、利尿薬などを服用している場合は、夜中のトイレが気になっても、自己判断で薬の量や服用時刻を変えないでください。

夜中に目が覚めた回数を記録してみる

よくある質問

よくある質問のイメージ(吹き出し)

Q. 夜中のトイレが心配なので、寝る前は水を飲まないほうがいいですか?

A. 日中に必要な水分まで極端に減らす必要はありません。「夜は飲まない」と我慢するより、朝から夕方までに少しずつ取るという考え方が使いやすいでしょう。夕方までほとんど飲まず、寝る直前に不足分を一気に補うことを避けるだけでも違いが出ることがあります。

Q. 寝る前にトイレへ行っておくのは効果がありますか?

A. 就寝準備の最後に一度トイレへ行ってから寝床へ入る方法があります。何度も確認するように行く必要はなく、いつもの流れの中で一度済ませる程度で十分です。

Q. 夜中にトイレへ行くとき、気をつけることはありますか?

A. 50代・60代以降は、暗い部屋を歩くときの転倒にも気をつけたいところです。天井照明を明るくつけると目が冴えることもあるため、足元が安全に見える程度の小さな照明を使い、「暗さ」より「安全に移動できること」を優先してください。

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まとめ|水分を減らすより、飲む時間を見直す

まとめのイメージ(チェック)

夜中にトイレへ起きるのが気になると、

「水分を取らないようにしよう」

と考えがちです。

でもまず見直したいのは、

  • ☾ 日中に水分を取れているか
  • ☾ 寝る直前にまとめ飲みしていないか
  • ☾ 夜にカフェインを取っていないか
  • ☾ 寝床へ入る前にトイレを済ませているか

です。

一日の水分まで我慢するのではなく、

「夜に集中させない」

ところから試してみてください。

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