花粉の季節、鼻づまりで眠れないときに|寝室でできる対策

花粉の季節の鼻づまり対策を調べるイメージ 枕・布団・睡眠用品

花粉の季節になると、鼻づまりで、夜中に目が覚めることがあります。

昼間は平気でも、横になると、鼻の通りが悪くなると感じる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、花粉の季節に、寝室でできる対策をまとめます。

この記事は、一般的な寝室環境について紹介する生活情報です。花粉症の診断や治療を行うものではありません。症状がつらいときは、医療機関へご相談ください。

この記事のポイント
  • ☾ 寝室対策は入れない・持ち込まない工夫のひとつです
  • ☾ 窓は少しだけ開けて、レースのカーテンをする方法もあります
  • ☾ 症状がつらいときは、無理をせず医療機関に相談しましょう

花粉の季節、何が起きているのでしょうか

厚生労働省では、花粉が鼻や目に入ると、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状が出ることがあると紹介されています。

鼻づまりは、花粉が鼻の粘膜につき、粘膜が腫れることで起こるとされ、夜間や朝に悪化しやすいという特徴があるといわれています。

寝室の対策は、花粉を「ゼロにする」ことではなく、少しでも「入れない・持ち込まない」工夫のひとつと考えると、無理なく取り入れやすくなります。

50代・60代が、花粉の季節に困る場面

  • ☾ 横になると、鼻づまりが強くなる気がする
  • ☾ 朝起きると、くしゃみが続く
  • ☾ 布団や洗濯物に、花粉がついている気がする
  • ☾ マスクをして寝るべきか、迷っている

寝室に花粉を持ち込まない工夫

1.換気のしかたを見直す

環境省の花粉症環境保健マニュアルでは、窓を10cmほど開け、レースのカーテンをすると、全開のときに比べて、花粉の入る量を4分の1ほどに減らせるという考え方が紹介されています。

全く換気をしないのではなく、開け方を工夫することがポイントです。

2.飛散が多い日を知っておく

環境省では、気温が高く晴れた日、乾燥して風が強い日、雨上がりの翌日などに、花粉が多く飛びやすいと紹介されています。

このような日は、洗濯物や布団を外に干すのを控える方法もあります。

3.外から花粉を持ち込まない

上着についた花粉は、玄関に入る前に、軽く払い落とすとよいとされています。

帰宅後、洗顔やうがいをする習慣も、対策のひとつです。

4.寝室の掃除をこまめにする

床に落ちた花粉は、掃除機や、から拭きで取り除きます。

空気清浄機を使う方法もあります。

寝るときの工夫

マスクをして寝る

鼻や口を覆うことで、花粉を吸い込む量を減らせると考えられています。

寝苦しさを感じる場合は、無理に使わなくても大丈夫です。

鼻の通りを整える

厚生労働省では、規則正しい生活習慣や、睡眠をよくとることが、症状の予防につながると紹介されています。

枕の高さを見直す

横になると鼻づまりが強くなると感じる方は、枕を見直すことで、呼吸が楽になる場合もあります。

くわしくは、枕が合わないと眠れない?50代から見直したい高さ・硬さ・寝姿勢でも紹介しています。

工夫 ポイント
換気 窓を少し開けて、レースのカーテンをする
洗濯物・布団干し 飛散が多い日は室内に干す
帰宅後 上着の花粉を払う・洗顔やうがい
寝室の掃除 掃除機・から拭き・空気清浄機

場面別の考え方

旅行・持ち物のイメージ(かばん)

夜中に鼻づまりで目が覚めるとき

まず、寝室の換気と掃除を見直してみましょう。

マスクをして寝る方法も、選択肢のひとつです。

飛散が多い日

洗濯物や布団を室内に干す、外出を控えるなど、無理のない範囲で調整しましょう。

症状がつらいとき

セルフケアだけで無理をせず、医療機関に相談する方法もあります。

こんなときは、無理をしない

  • ☾ マスクをして、かえって息苦しく感じる
  • ☾ 症状が強く、日中もつらい
  • ☾ 薬を使っても、症状が改善しない

このようなときは、早めに医療機関へ相談してください。

記録をつける

記録・ノートのイメージ(本)

対策をした日と、そうでない日で、鼻づまりや眠りの感じがどう違うかを、記録してみるのもおすすめです。

たとえば、次のような項目を、数日分ためてみます。

  • ☾ その日の花粉の多さ(体感でも可)
  • ☾ 鼻づまりの感じ
  • ☾ 夜中に目が覚めた回数
  • ☾ 朝の目覚めの感じ

記録の書き方は、睡眠日誌に何を書く?7日間版テンプレートと読み返し方で紹介しています。

受診を考える目安

受診・相談のイメージ(十字マーク)

セルフケアを続けても、鼻づまりや症状が強く、日中の生活に影響が出ているときは、医療機関への相談を考えてみてください。

耳鼻咽喉科や、アレルギー科が窓口になります。

対策を続けたあと、こんな夜になるかもしれません
  • ☾ 鼻づまりが少しやわらぎ、横になったときに楽に感じる
  • ☾ 朝のくしゃみが減り、すっきり目覚められる
  • ☾ 花粉の季節でも、いつもに近い眠りに近づく
※感じ方には個人差があります。

※広告を含みます。寝るときのマスクを試してみたい方は、保湿タイプなら息苦しさをやわらげやすくなります。

よくある質問

よくある質問のイメージ(吹き出し)

Q. 窓は、まったく開けないほうがいいですか?

A. 完全に閉めきる必要はないとされています。窓を少しだけ開けて、レースのカーテンをするなど、開け方を工夫する方法が紹介されています。

Q. マスクをして寝ると、息苦しくないですか?

A. 感じ方には個人差があります。息苦しさが強いときは、無理に使わなくても大丈夫です。

Q. 洗濯物は、外に干してはいけませんか?

A. 禁止ではありません。気温が高く晴れた日や、乾燥して風が強い日など、花粉が多く飛びやすいとされる日は、室内に干す方法もあります。

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まとめ|入れない・持ち込まない工夫のひとつとして

まとめのイメージ(チェック)

花粉の季節の寝室対策は、換気のしかた、洗濯物や布団の干し方、掃除、マスクなど、いくつかの工夫を組み合わせるものです。

すべてを完璧にする必要はありません。

まずは、窓の開け方や、外から花粉を持ち込まない習慣から、始めてみましょう。

症状がつらいときは、無理をせず、医療機関に相談してください。

参考情報

厚生労働省「花粉症特集 ~花粉症の疫学と治療そしてセルフケア~」
環境省「花粉症環境保健マニュアル」

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